整形外科
休診についてはこちらをご確認ください!
スポーツ整形外来初回受診をご希望される皆様へ
原医師によるスポーツ整形初診外来増設のお知らせ
いつも診察待ち時間が長く、ご迷惑をおかけし大変申し訳ありません。
2019年7月より毎週金曜日の午前中にスポーツ外傷の患者様を対象に初診外来を増設し診察をさせていただいております。
予約患者様を優先に診察をさせて頂いている為、お待ちして頂く時間が非常に長くなっております。
その改善策として8月14日より毎週月曜日にも初診外来の受付枠を増設し対応させていただくことになりました。
診察は、受付をされた順番とさせていただく予定でおります。
また、他の医療機関から紹介で診察に来られた患者様に関しましても初回診察は当日の受付順とさせて頂いております。
そのため、検査やレントゲン撮影などの関係で診察が前後する場合もございますので、ご理解の程よろしくお願い致します。
原医師の診察をご希望され、受診に来て頂いた方の中で当日、お時間に制約のある方は整形外科外来窓口でお申し出ください。
この場合、同日、整形外来で診察をしている医師が対応させて頂きます。
なお、出張などのため原医師の初診外来が休診となる場合もございますので病院ホームページなどでご確認をよろしくお願いいたします。
スタッフ
・当院整形外科の関節鏡手術について 当科における2003~2022年の関節鏡を用いた手術症例は6300例に達しています。 整形外科医の手術技術の評価は日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会(JOSKAS)よる関節鏡技術認定制度があり毎年、資格審査が行われています。2023年度の認定医は全国で105名に限られていますが、当科では3名の医師が認定資格を持っています。3名の医師が認定資格を有している施設は全国で大学病院を含めても3施設に限られ、当科の関節鏡手術の高い技術力が示されています。若手医師の関節鏡技術の向上のために海外の手術技術トレーニング施設において屍体を用いた関節鏡セミナーに積極的に参加し常に技術向上を図っており、膝関節を中心に肩関節の関節鏡手術も積極的に行っています。2020年度に週刊朝日MOOK掲載されたスポーツ外傷の統計による手術件数は膝靱帯再建術185例、半月板(縫合、部分切除)189例でした。この靱帯再建術の症例数は国内で6番目の症例数です。 ・術後リハビリテーション スポーツ競技復帰に対するリハビリでは運動生理学に基づく身体能力を客観的に評価しフィードバックする手法を全国に先駆けて実践しています。 靱帯再建術のみではなく半月板の損傷形態や手術内容によりリハビリスケジュールを確立しており、早期からの競技復帰だけではなく再受傷予防への取り組みを行っています。 ・チームへのサポート 当科ではプロスポーツチームのメディカルサポートも行っています。 京都サンガ(J1)、京都ハンナリーズ(B1)、伊賀FCくノ一(なでしこ)にはそれぞれのチーム創立時からチームドクターを依頼され現在も帯同ドクターの派遣から外傷に対する治療全般を行っています。夏季、冬季のオリンピック出場選手の治療もおこなっており手術後にメダルを獲得しているオリンピアンも数名おられます。 ・一般整形外科 加齢に伴う膝関節の変形性関節症には関節鏡手術を併用した脛骨骨切り手術および膝関節、股関節の人工関節手術も低侵襲で術後早期からのリハビリテーションを積極的に行い、ベッド上の臥床期間の短縮に取り組んでいます。また京都市北部における二次救急病院としての役割を担っています。救急疾患の多くを占める高齢者に生じやすい股関節や手関節周囲の骨折に対しては全身状態の管理も重要となります。このために整形外科だけではなく当院内科、麻酔科との連携を密にして速やかな対応が可能となるように受け入れ体制を整備しています。 ・実績 年間手術件数 616例(2022年4月~2023年3月) 主な手術件数 関節鏡視下手術 343例 膝靭帯形成術(前字靭帯再建術など)128例 半月板手術(縫合:98例、部分切除:91例など)137例 骨折手術(大腿骨頸部骨折、橈骨遠位端骨折など)129例 人工関節置換術(全人工膝関節、全人工股関節など)70例 |