ヘリコバクターピロリ(Hp)除菌療法における後向きの臨床研究について

課題名:「ヘリコバクターピロリ除菌療法における除菌レジメン、抗菌薬耐性の関連の検討」に関する調査へのご協力のお願い

今回、京都鞍馬口医療センター及び安藤クリニックでは、ヘリコバクターピロリ(Hp)感染患者における臨床経過に関する後ろ向き調査に関する研究を実施いたします。そのため、過去に京都鞍馬口医療センター及び安藤クリニックで上記診療を受けられた患者様の診療録を過去にさかのぼって調査させていただきたいと考えています。

研究の目的

 Hpの抗菌薬耐性と各種レジメンでの除菌率の関連を検討し、Hpの抗菌薬耐性の現状の把握とよりよい除菌レジメンの構築にむけての情報を収集することです。
 これらの症例の治療経過、自然経過を後ろ向きに検討し、解析することは今後のHp診療の方向性を決定づけることにおいて有用であると考えられます。
 本研究ではHp患者の臨床経過を後ろ向きに解析することで、その適切な治療選択や自然経過について検討することを目的とします。

研究の方法

 対象となる患者様について
 2008(平成20)年1月1日以降、2016(平成28)年3月31日までで京都鞍馬口医療センター及び安藤クリニックにてHpに関する診療を受けられた患者様が対象となります。
 カルテ上の記録および病理組織標本を調べます。主な項目は性別、年齢などの臨床情報、内視鏡所見、術前総 合診断、治療法、病理所見、治療経過などです。

資料の管理について

 情報はすべて匿名化され、個人が特定されることはありません。また、研究発表が公表される場合でも個人が特定されることはありません。
 ご自分、あるいはご家族の情報を本研究に登録したくない場合は、2017(平成29) 年 7 月 31 日までに下記連絡先までご連絡ください。なお上記までに申し出がなかった場合には、参加を了承していただいたものとさせていただきます。
 本研究は、京都鞍馬口医療センター医学倫理審査委員会において、適切な研究であると承認されています。この研究 計画についてご質問がある場合は下記までご連絡ください。この研究計画についてご質問がある場合は下記までご連絡ください。尚、ご希望があれば、個人情報の保護及び本研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、研究計画及び研究の方法に関する資料を入手又は閲覧することができます。その場合は、下記連絡先までご連絡をお願いします。

研究責任者:大野智之

連絡先

京都鞍馬口医療センター
職・氏名:消化器内科部長・大野智之
電話:075-441-6101(京都鞍馬口医療センター)

安藤クリニック
職・氏名 :院長・安藤貴志
電話:075-336-8688(安藤クリニック)