診療・各部門
手術の全身麻酔は、麻酔科指導医、専門医の管理下に安全をモットーに、また術前管理、術後疼痛管理にも積極的に取り組んでいます。ペインクリニックは、大学病院を除いて、市中病院の中では早期に麻酔科(ペインクリニック)外来を開設し、帯状疱疹(後神経痛)、機能性頭痛、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などを中心に各種のブロックを駆使し積極的に治療にあたっています。
ペインクリニックの対象疾患
- 帯状疱疹(後神経痛)・・・なるべく早期にご紹介ください。
- 慢性機能性頭痛(緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛)
- 腰椎・頚椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰痛、肩こり、CRPS
- 三叉神経痛
- 瘢痕性疼痛
- その他
顔面神経麻痺(早期)、突発性難聴(早期)、非定型的顔面痛
ほか難治性疼痛
ペインクリニックQ&A
Q-1
ペインクリニックで用いるブロックは、痛み止めで一時的にしか効果がないのではないのですか?
A-1
ブロックにより、頭痛や椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などには、
7割以上の患者様に長期に症状改善(一部劇的効果)を得られます。
Q-2
帯状疱疹はいつペインクリニックに紹介すれば良いのですか?
A-2
遅くとも発症して1ヶ月以内にご紹介ください。
遅ければ遅いほど、治療効果は低下する傾向にあります。
早期ブロックで、帯状疱疹初期の痛みも短期間で治癒する傾向があります。
治癒しにくい帯状疱疹後神経痛も予防できることが期待できます。