診療・各部門
体内に細菌やウィルスが侵入すると、それに抵抗するために『抗体』が産生されます。その抗体の有無や量を調べることで感染症を疑う病気の診断に使われます。B型やC型などの肝炎ウィルスの検査を行っています。内分泌検査では、主に血中の甲状腺ホルモンの量(TSH,FT4,FT3)を測定し、甲状腺機能の評価を行っています。また、トロポニンTは、心筋を構成する蛋白であるため、何等かの影響で心筋が障害を受けると高値を示します。特に心筋梗塞が疑われるときに検査を行います。NT-proBNPは心臓から分泌されるホルモンで、心臓に負荷かかかると大量に分泌されます。このホルモンを測定することで、心不全の重症度がわかります。この検査を受けると、自覚症状のない心不全の早期発見、早期治療に役立ちます。
免疫分析装置:Modular Analytics E170(Roche)